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たけのこの3つの効果効能と栄養素・栄養成分

食品・食べ物
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たけのこ

たけのこ(筍)は幼稚園児の時に

近くに畑があったため、

みんなで誰が1番大きいたけのこを取るかで、

競っていました。

そのため、たけのこは身近にあり

嫌いな友達が少なかった記憶があります。

さて、今回はそんなたけのこの

栄養素と効果効能をご紹介していきたいと思います。

たけのこ(筍)とは?

たけのこ(筍)は、イネ科のタケの若芽です。

たけのこは生長がすごく早く

約10日間であの「竹」に達してしまいます。

そのため、収獲時期が短く、

土から出でるか出てないかの際どいタイミングなので

目が離せない特徴があります。

しかも生長が早いにもかかわらず、

たけのこから竹になってからの

寿命は百年以上とも言われ、

とても長生きします。

たけのこの旬は4~5月であり、

春の味覚として有名です。

たけのこ(筍)カロリーと1日の摂取量

たけのこ弁当

たけのこ(筍)は1個あたりの可食部が

約250gで65kcalなので

比較的低カロリーと言えます。

たけのこ1個(250g)を食べても

成人が1日に必要な食物繊維の摂取量が

足らないのでたけのこだけを食べてしまうと、

1個の量が多いので

他の物が食べられなくなるので、

おすすめできません。

そのため理想的な1日の摂取量は

たけのこ1/3個の根元なら3cmくらいを摂り、

残りは他の野菜を食べ、

バランスよく栄養素を摂取しましょう。

たけのこ(筍)の栄養素・栄養成分

たけのこには食物繊維が多く含まれていますが、

その他にも様々な栄養素が

摂取できるのでご紹介していきます。

たけのこ(筍)の栄養素・栄養成分:食物繊維

食物繊維

たけのこの食物繊維は、100gあたり3.2gあり、

この数字はキャベツや

レンコンより多く含まれています。

食物繊維は腸内で水分を吸収して膨らみ、

老廃物などを吸収して排泄することから、

大腸がんの予防に役立つと言われています。

また、コレステロールを体内に

吸収しにくくする効能もあるので、

動脈硬化の予防にも期待できます。

たけのこ(筍)の栄養素・栄養成分:アスパラギン酸

リラックス女性

たけのこ(筍)の栄養素である

アスパラギン酸とは名前の通り、

アスパラガスから発見されたとされる

アミノ酸の一種です。

しかしその量はあのアスパラガスの

約2倍多く含んでいます

アスパラギン酸はたんぱく質の合成を助けたり、

体内に溜まったアンモニアを

排出したりする効能や疲労回復の効果もあります。

さらには、エネルギーを

生成する働きを促すので

栄養ドリンクやサプリメントで

販売されています。

たけのこ(筍)の栄養素・栄養成分:カリウム

カリウム

たけのこのカリウムは、

100gあたり520mgと豊富で

これはかぼちゃやセロリ、トウモロコシより

多く栄養素が含まれています。

カリウムは体内の不要な塩分を

排泄する効能があり、

体液のバランスを整えてくれます。

そのことから、高血圧の

予防効果も期待される栄養素です。

また、尿の合成を促したり、

アンモニアの排泄を促進する効能があります。

カリウムとアスパラギン酸が

一緒に働くと効能が相乗し、

むくみの予防・改善に期待できるのできます。

これらをたけのこは

同時に摂取できるのでお勧めです。

たけのこ(筍)の効果・効能

たけのこには意外と知られていない

効果効能があるので、ご紹介していきます。

たけのこ(筍)は美容効果が期待できます!

綺麗な女性

たけのこ(筍)含まれる食物繊維が

老廃物を体外に排出してくれる効能があることから、

肌の健康にもつながります

老廃物が体内に残ると、

皮脂の分泌バランスを崩し、

肌荒れやニキビなどを引き起こしてしまいます。

食物繊維を摂取することで、

それらを改善する効果があります。

また、チロシンは髪の毛や皮膚の色素成分、

メラニン色素の原料になる栄養成分なので

白髪の予防にも効能がありますが、

過剰に摂取した場合にはシミなどが

できやすくなることがあるので注意が必要です。

お肌の改善や美肌については、

お肌に良い食べ物・食品と肌に効果的な栄養素・栄養成分について

の記事に肌に良い食べ物や食材を

まとめましたので、読んでみてください!

たけのこ(筍)で脳を活性化させやる気を向上!

ひらめき

たけのこを切ると、断面に白い粉のようなものが

無数についていることがあります。

これはチロシンというものです。

チロシンとは、アミノ酸の一種で、

神経の伝達に関係するホルモンを作り出す効能があります。

代謝や自律神経をコントロールする

甲状腺ホルモンの原料にもなっています。

神経や脳の働きを助ける効能があるので、

脳の活性化、やる気、集中力のアップなど、

うつ病や認知症の予防に

効果的だとも言われています。

またアスパラギン酸にも

興奮性神経伝達を担う働きがあり、

ストレスへの耐性が

あがるという期待がされています。

たけのこ(筍)は疲労回復効果があります!

深呼吸する女性

たけのこ(筍)に含まれるアスパラギン酸は

エネルギーを作り出す

クエン酸回路(TCAサイクル)があります。

そのため、エネルギーを生成する

回路の働きを促進したり、

カルシウムやナトリウムなどミネラルの

全身運搬をスムーズに行う 効能などがあるため

疲労回復効果が期待されています

さらに、アスパラギン酸には

体を動かすエネルギーのもととなる

グリコーゲンを生成を促進する働きがあります。

たけのこ(筍)の雑学(オモシロ話)

ここではたけのこ(筍)の雑学や豆知識を

更新していくので参考までにどうぞ。

たけのこ(筍)の選び方

たけのこ

・太っていて背が低いずんぐりとした形で重みがある、

・皮がツヤツヤしていている。

・根元のイボの色が赤褐色になていないもの。

・穂先が濃い緑色になってものは日に当たっている時間が長いため風味が落ちるのでやめましょう。

以上がおいしいたけのこを選ぶポイントのため、

明日から買い物をするときは注目してみてください。

たけのこ(筍)を食べすぎると危険!?

ストップ

たけのこ(筍)はいくら気をつけてアク抜きをしても、

どうしても多少はアクが残り摂取してしまいます。

アクにはシュウ酸やホモゲンチジン酸という

栄養成分が含まれていて、

大量に摂取してしまうと

結石の原因や肌にシミやそばかすが

出来やすくなってしまいます。

そのためたけのこの過剰摂取は

注意しなければなりません。

まとめ

今回はたけのこ(筍)の

栄養素と効果効能にご紹介しました。

たけのこの効果効能は以下の3点です。

・美容効果
・脳の活性化しやる気向上させる効果
・疲労回復効果

などがあります。

たけのこは食べすぎなければ美容に

すごくいい食品となっているため、

食べる量を間違えなきゃ問題ありません。

大量に摂取してしまうと逆に肌などに

シミができやすくなり、

美肌から遠ざかってしまうので

気をつけてくださいね。

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ライター紹介 ライター一覧

早百合

早百合

東京家政大学の家政学部栄養学科管理栄養士専攻を卒業し、国家資格である管理栄養士の免許を取得。卒業後は老人ホームで利用者一人一人に合わせた献立の作成や調理に携わる。現在は、生活習慣病を予防するサプリの開発に力を注ぎ食生活の改善を呼びかけている。

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