1. TOP
  2. 食品・食べ物
  3. 《胸を大きくできる!?》キャベツの4つの効果効能と栄養素・栄養成分

《胸を大きくできる!?》キャベツの4つの効果効能と栄養素・栄養成分

食品・食べ物
この記事は約 10 分で読めます。 6,406 Views
この記事のタイトルとURLをコピーする
キャベツと赤ちゃん

幼いころ買い物で「キャベツ買ってきて」と

頼まれたのに

レタスと間違えて

母親に怒られ、

スーパーの店員さんに

交換してもらった

思い出があります。

今回は私が良く間違えていた

キャベツの栄養成分と

効果効能について調べてみました。

キャベツとは?

別名「たまな」と言われています。

あくや味に癖がなく

サラダやロールキャベツ

煮物、炒めのもなど

幅広い調理法がありますよね。

キャベツの旬の時期は

春キャベツだと3月~5月、

冬キャベツだと11月~2月頃までが

おいしいです。

その他にも

代表的なキャベツをご紹介します。

グリーンボールとは?

グリーンボール

極早生で緑色が鮮やかな

小型のキャベツのことです。

春キャベツのように葉が肉厚で柔らかく

冬キャベツのように

何枚も重なりぎっしりしてりる

特徴があります。

サラダはもちろんのこと

繊維がしっかりとしているので

煮込み料理にも活用できます。

レッドキャベツとは?

レッドキャベツ

レッドキャベツは

中身の葉肉は白いのですが

葉面が赤紫色のため

別名「赤キャベツ」「紫キャベツ」と

呼ばれています。

赤い色素成分であるアントシアンは

茎や葉の表面にだけあり

その下の箇所は緑色や白色をしています。

そのため、切ってみると

赤紫色と白の美しい模様になります。

主に酢を使用した調理法すると

鮮やかな赤色になります。

特にピクルスなどの

「酢漬け」にすると

とても美しい赤色に染まります。

キャベツのカロリーと1日の摂取量

キャベツを差し出す女性

キャベツ1玉は約1Kgで

カロリーは230Kcal程度です。

葉は一枚60gで

14kcal程度のカロリーです。

キャベツ1玉分のカロリーは

ご飯茶碗一杯(150g)の

カロリーと大体同じくらいなので、

低カロリーなことがわかります。

キャベツには水溶性食物繊維よりも

不溶性食物繊維が多く含まれます。

上手に摂れば便秘の解消になりますが

1日に多く摂取してしまうと

胃や腸で水分を吸収しすぎてしまい、

便の量が増え、硬くなってしまい

逆に便秘につながってしまうので

食べ過ぎには注意が必要です。

キャベツ栄養素・栄養成分

キャベツと言えば

ビタミンCが多く含まれます。

その他にもキャベツには

体にいい栄養素・栄養成分が

豊富なので見ていきましょう。

キャベツの栄養素・栄養成分:ビタミンC

ビタミンc

キャベツの代表的な

栄養素の一つがビタミンCです。

100g(2枚)に41mg含まれています。

ビタミンCの1日の成人摂取量は

男女とも100mgなので

2枚食べれば半分近く摂取できます。

しかし、ビタミンCは

水溶性ビタミンのため

熱に弱い特徴があります。

うっかり茹でてしまうと

流れて出て

半分以下の栄養になってしまうため、

なるべく生で食べるようにしましょう。

キャベツの栄養素・栄養成分:ビタミンU

ビタミンU

ビタミンUは

キャベツから発見された栄養素のため

別名「キャベジン」とも

呼ばれています。

みなさんも一度は

CMで聞いたことはある

フレーズではないでしょうか、

100g(2枚)当たり350μg

含まれています。

この数値は大根の1.3倍

ピーマンの2倍の量があり

野菜の中でもトップクラスです。

ビタミンUに関しまして

1日の上限摂取量が決まっていませんが

ビタミンUが不足すると

胃の粘膜が薄くなり、

胸焼け、吐き気など

ひどくなると

「胃に穴があく胃潰瘍」の

症状がでたりします。

キャベツの栄養素・栄養成分:ビタミンK

ビタミンK

キャベツの

代表的な栄養素のもう一つが

ビタミンKになります。

100g(2枚)あたり

78μg含まれています。

オクラや白菜よりも多く

さやいんげんの1.5倍もあります。

野菜全体でみたらそれほど

たくさん含まれているわけでは

ありませんが、

成人の1日の摂取量が150μgなので

2枚食べれば

半分以上摂取できる計算になります。

さらにビタミンKは

脂溶性のビタミンのため

熱に強く茹ででも

栄養素が流れ出ない特徴があります。

ビタミンKを多く含む食べ物や食品の記事で

ビタミンKの詳細を確認できます。

キャベツの栄養素・栄養成分:ジアスターゼ

すっきりした女性

ジアスターゼとは、消化酵素の1つで

アミラーゼとも呼ばれます。

主にでんぷんを分解する酵素です。

胃酸の分泌を促したり

胃腸での消化を助けるので

胃もたれや胸やけなどに

効果が期待されます。

実際にジアスターゼは

胃腸薬にも配合され

消化不良の改善に役立っています。

ジアスターゼと調べると

大根に含まれていると

よく書かれていますが、

実は大根よりも

キャベツの方がジアスターゼの含有量が

多いと言われています。

キャベツの効果・効能

キャベツを食べると身体に

どのような効果効能があるのか

ご紹介します。

キャベツには抗がん作用がある!?

元気な老人

キャベツには

ガンを予防に期待できます。

それは、イソチオシアネートという

アブラナ科の野菜に含まれる

辛み成分が関係しています。

イソチオシアネートは抗酸化作用が強く

発がん物質を

体外に排出してくれる酵素に働きかけ

解毒能力を高める効能があります。

さらに、体内の発がん物質が

活性化するのを抑制できるため

ガン予防に効果的だと言われています。

そのため、サプリメントや

青汁の栄養成分として

入っていることが多いです。

キャベツ以外にも

ブロッコリーや大根

わさびにも多く含まれています。

キャベツで胃腸障害の改善!

リラックスしている女性

キャベツには胃腸内の働きを

助ける働きがあります。

キャベツに含まれているジアスターゼは

胃酸の分泌を

調節してくれる働きがあります。

また胃の粘膜の修復をしてくれる

キャベジン(ビタミンU)が

含まれているからです。

キャベジンは胃の粘膜を保護し

弱った胃腸を元気にしてくれるので

胃痛や胃もたれ、胃のむかつきなどに

効果が期待されます。

トンカツなどの揚げ物の付け合わせに

よくキャベツの千切りが

添えられていますが

これは揚げ物により胸焼け

胃もたれをキャベツの働きで

和らげるためです。

普段トンカツだけでなく

揚げ物や天ぷらラーメンなどの

脂っこい食べ物ばかり食べて

胃揚げ物をよく食べる方、

また脂っこいものを食べる方には

キャベツがとてもオススメです。

胃や腸を守ることから

胃潰瘍や十二指腸潰瘍を

予防する効果も期待できるでしょう。

さらにキャベツを切ったり、噛むことで

キャベツに含まれる酵素の働きで

リゾホスファチジン酸という

成分が作られます。

リゾホスファチジン酸は

細胞の活性化、増殖に働き

胃腸の粘膜を修復することで

胃を保護する効能があります。

これらのことから、キャベツには

胃腸の健康を

守ってくれるといえるでしょう。

ただし、キャベジンや

リゾホスファチジン酸は

熱に弱いため

胃腸の健康を考えると

キャベツは

生で食べた方がよいでしょう。

キャベツが肝臓の機能を高める!

テンション上がる女性

キャベツには「グルコミノレート」という

肝機能を高めてくれる

栄養成分が含まれています

グルコミノレートは

アブラナ科の野菜に多く含まれており

キャベツだけでなく、ブロッコリーや

カリフラワーなどにも

含まれていると言われています。

人には体にとって有害にもなるものを

分解する酵素がありますが

グルコミノレートは

その酵素の働きを高めてくれます。

そのため肝臓の解毒作用に効果があり

肝機能が高まります。

しかし、グルコミノレートは

生のキャベツでは

摂取することができません。

生のキャベツに含まれる酵素が

グルコミノレートを

分解してしまうからです。

加熱して食べるのがいいですが

その代わりにキャベジンや

ビタミンCがなくなってしまいます。

そこでおすすめなのは酢キャベツです

生のキャベツに酢を加えることで

グルコミノレートを分解する酵素の

働きを抑制してくれるからです。

酢キャベツにしておけば

常備菜にもなるのでいいですね。

キャベツで胸が大きくなる?!

胸が大きくなる

キャベツで胸が大きくなる!

という話はご存知ですか?

医学的にも証明されている事実なんです。

ボロンという栄養が

その働きをしてくれるようです。

ボロンとはホウ素とも呼ばれる

微量ミネラルの一種です。

ボロンには「エストロゲン」の

血中濃度を高める効能があります。

エストロゲンは女性ホルモンの1つで

血中濃度が高まり活性化することで

乳腺が発達し、乳腺の周りに

脂肪がつくことで

胸が大きくなります

また、エストロゲンは

加齢とともに分泌が減り

更年期障害や骨粗鬆症の

要因ともされてるので、

キャベツに含まれるボロンを

摂取することで

その予防にもつながるでしょう。

ボロンは「1日3mg」の

摂取がいいと言われます。

キャベツ100gには1.45mgの

ボロンが含まれているので

200g、だいたい1/4玉の

キャベツを食べることになります。

意外と食べられそう!と

思いたいところですが、

ボロンは熱に弱く

加熱調理をしたら

意味がなくなってしまうので、

生で食べる必要があります。

少し食べるのが大変…という方は

サプリメントも出ているので

そちらで摂取するのも

いいかもしれません。

キャベツの雑学(オモシロ話)

キャベツに関する雑学や豆知識を

お伝えできればと思っています。

キャベツの選び方

キャベツを選ぶ女性

おいしいキャベツの選び方をお伝えします。

キャベツは季節によって

おいしい選び方が若干異なり、

春キャベツは、

芯の切り口が小さく

巻きのゆるくて葉が柔らかいのがよく

冬キャベツは巻きがきつく

詰まっているため硬いのがおすすめです。

両方に共通しているおいしい特徴は

・重量感がありツヤがあるもの。
・外の葉が色あせてない緑色のもの
・切り口が大きくないもの。

以上が挙げられます。

キャベツは時間が経っていると

葉が萎れているので

良く見て買ってくださいね。

まとめ

今回はキャベツについてまとめました。

キャベツで

お伝えしたかったことは

以下の4点です。

・抗がん作用
・胃腸障害の改善
・肝臓の機能を高める。
・胸が大きくなります。

などの効果効能がありました。

女性にはうれしい

効果があるので、

少しずつでもいいので

キャベツを食べましょうね。

この記事のタイトルとURLをコピーする

\ SNSでシェアしよう! /

Eat【イート】食べ物を通して世界をより豊かに、幸せにするの注目記事を受け取ろう

キャベツと赤ちゃん

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Eat【イート】食べ物を通して世界をより豊かに、幸せにするの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

早百合

早百合

東京家政大学の家政学部栄養学科管理栄養士専攻を卒業し、国家資格である管理栄養士の免許を取得。卒業後は老人ホームで利用者一人一人に合わせた献立の作成や調理に携わる。現在は、生活習慣病を予防するサプリの開発に力を注ぎ食生活の改善を呼びかけている。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 落花生(ピーナッツ)アレルギーの原因や症状から対処法、食べてはいけない食品まとめ

  • 蕎麦(そば)アレルギーの原因や症状から対処法、食べれない食品まとめ

  • 乳アレルギーの原因や症状から対処法、食べられない食品まとめ -【イート】

  • 食物アレルギー・食品アレルギーの原因や種類、症状から対処法まとめ

関連記事

  • ほうれん草の11の効果効能と栄養素・栄養成分《最強食材》

  • オリゴ糖は便秘に効く?美容・健康効果と効能と効率的な摂取方法

  • バジルの7つの効果効能と栄養素・栄養成分

  • 玄米の6つの効果効能と栄養素・栄養成分《玄米vs白米》

  • アセロラの5つの効果効能と含有する栄養素・栄養成分

  • 山芋(やまいも)の6つの効果効能と栄養素・栄養成分