枝豆の3つの効果効能と栄養素・栄養成分

枝豆と言えば、飲み会の席では必ずいる
「おつまみ」ですよね。
夏の暑い日に
飲むビールは最高ですが、
そのビールをもっと美味しくしてくれる
相棒が「枝豆」です!
しかし枝豆はただおいしいだけではなく
栄養がすごかったんです。
今回は枝豆の栄養素と
効果効能についてご紹介します。
Contents
枝豆とは?
枝豆はマメ科の大豆属です。
独特な甘みと風味が特徴です。
枝豆とは、大豆がまだ成熟しきれていない
未成熟な豆のことを指します。
つまり、枝豆を収穫せずに
そのまま放置していると
大豆に成長するということです。
今では冷凍食品も多く
一年中食べれる枝豆ですが
本当においしい旬の時期は
7~8月の暑い夏です。
枝豆のカロリーと1日の摂取量
枝豆は1袋(138g)に約186kcalです。
野菜ではなく、豆としても分類される枝豆は
たんぱく質を多く含むので、
カロリーも葉物などの
野菜と比べると高いですが、
適量食べる分には問題ないでしょう。
しかし、枝豆は食べ過ぎてしまう傾向があります。
枝豆は主にビールのお供として
食べることが多いですが、
塩茹でをしているため
塩分が高く、食欲を増します。
またそれに合わせてビール、お酒も進むため
結果として太ってしまう
原因となることもあります。
そのため家庭で食べる時は、
なるべく塩を控えるなど工夫をしましょう。
枝豆の栄養素・栄養成分
枝豆はおいしいだけでなく、
栄養が豊富にあり、
体に良い食品なので
具体的な栄養素・栄養成分を
見ていきましょう。
枝豆の栄養素・栄養成分:モリブデン
モリブデンとは
肝臓や腎臓に存在し有害物質を分解し、
体外へ排出する酵素の成分で、
人間の生命活動に欠かせない
必須ミネラルです。
豆類に多く含まれるのですが、
その中でも枝豆は代表的な食品です。
100g中に140μg、のモリブデンが含まれ、
これはインゲン豆の約2.3倍も多いです。
モリブデンの1日当たりの
成人の摂取量は20μg~25μgですが、
過剰摂取しない限り体外に排出されるので
基本的に心配はありません。
枝豆の栄養素・栄養成分:鉄分
赤血球中でヘモグロビンの成分となる鉄ですが、
枝豆には100g中2.5mgも含まれており、
これはモロヘイヤやほうれん草の
2.5倍以上の含有量となっています。
女性は特に鉄分が不足しやすく、
1日あたりの摂取推奨量は
男性より1.5倍も多い
10.5mgとなっています。
そのため、貧血気味の方は
積極的に摂取したい食べ物の一つです。
鉄分についての詳細は
の記事に内容をまとめましたので、
参考にしてみてください!
枝豆の栄養素・栄養成分:葉酸
枝豆には100g当たり260μgの葉酸が含まれており、
これは一般に葉酸含有量が多いとされている
モロヘイヤやほうれん草より高い含有率です。
春菊やよもぎの約1.4倍、
ブロッコリーやケールの2倍以上もあるため、
特に妊娠中や妊娠を望んでいる女性は
枝豆を食べると良いでしょう。
葉酸の効果について
の記事に詳しくまとめていますので、
参考にしてみてください。
枝豆の効果・効能
枝豆の栄養素・栄養成分がわかったところで
体にどのような効果効能があるのか
見ていきましょう。
枝豆で二日酔い対策!
前述のモリブデンは肝臓に多く存在し、
有害物質の分解、排出に欠かせない
栄養成分です。
さらに、枝豆にはメチオニンや
オルニチンと呼ばれる
アミノ酸・ビタミンB群も多く含まれており、
これらにはアルコールの分解を促したり
肝機能を強化したりする効果があります。
このため、枝豆には二日酔いの症状を
抑える効能が期待できます。
枝豆は女性の強い味方!
枝豆に含まれる鉄は
女性に多い貧血を予防してくれます。
そのうえ枝豆には
女性ホルモンと似た働きをしてくれる
「イソフラボン」も多く含んでいます。
イソフラボンは、女性ホルモンの働きを助け、
バランスを整えてくれます。
そのため生理痛や生理不順を改善したり、
更年期障害や閉経後の骨粗鬆症などの
疾患の予防、改善に効果が期待されます。
また、葉酸は妊娠期に
しっかりと摂取したい栄養素の1つです。
葉酸はDNAやRNAの合成に
関与しているので、
赤ちゃんの成長のために
大切な栄養素ですので、
妊娠期は積極的に摂ることを
おすすめします。
枝豆は美肌作りに効果的!
枝豆はとても栄養価が高いことで知られ、
豆類でありながら、緑黄色野菜にも分類されています。
しかも、大豆にはない栄養素
「ビタミンC」が、枝豆には含まれているため、
メラニンの生成を抑制したりして、
シミを予防改善する効能が期待されています。
枝豆にはビタミンCが100g中27mg含まれています。
100gはおつまみに食べるには丁度いい量です。
ビタミンCは水に溶けやすいので、
茹でたりすると失われがちですが、
枝豆は茹でる時にはさやに中の豆が守られて、
ビタミンCの損失が少ないと言われています。
また、枝豆には、多くの野菜と異なり、
植物性のたんぱく質が豊富に含まれています。
肌を支えるコラーゲンは、
たんぱく質から合成され、
さらにビタミンCも関与します。
つまり、枝豆は良質なたんぱく質と
ビタミンCを一緒に摂ることができるので、
美肌効果のある食べ物と言えるでしょう。
お肌の改善や美肌については、
お肌に良い食べ物・食品と肌に効果的な栄養素・栄養成分について
の記事に肌に良い食べ物や食材を
まとめましたので、読んでみてください!
枝豆の雑学(オモシロ話)
枝豆に関する雑学や豆知識を
お伝えできればと思っています。
枝豆の選び方
皆さんは枝豆を購入するとき、
「さや」だけ袋詰めされたのと
「枝付き」のもので悩んでいませんか?
今回はそんなお悩みのある方に
美味しい枝豆の選び方を教えます。
・枝付きのもの収穫されて間もないため新鮮です。
・茶色く変色しているものは時間が経ち過ぎているためやめましょう。
・さやに産毛がしっかりとついて毛が立っている方がいいです。
・さやの色が緑色で粒の大きさに偏りがないものを選びましょう。
以上が挙げられます。
明日からは「さや」のみではなく、
「枝つき」の物の方が
美味しいのでぜひ買ってみて下さいね。
枝豆の美味しい茹で方
おいしい枝豆を選んだとは、
さらに枝豆を美味しくする
茹で方を教えちゃいます!
・さやの端を切り落とします。そうすることで、塩味が染み込みやすくなります。
・多めの塩でよく揉み産毛を落とします。しばらく置いておけば、残留農薬なども減ると言われています。
・たっぷりの沸騰したお湯に塩揉みした枝豆を洗わずにそのまま入れ、蓋をして4分程茹でます。
・茹で上がり、ざるにあげたら粗熱を取ると色が良くなります。
・茹ですぎると旨み成分が抜けてしまうので注意が必要です。
まとめ
今回はビールのお供には欠かせない
枝豆についてまとめました。
枝豆の効果効能は以下の3点です。
・枝豆を美肌作りに効果的!
・枝豆で二日酔い対策!
・枝豆は女性の強い味方!
などの効果効能がありました。
子供から大人まで気軽に食べれて、
栄養があり美容にも効果的なため
積極的に食べて下さいね。