甘酒の効能と美容や健康効果!栄養成分たっぷりでダイエットにも活用できる!

甘酒は栄養価が非常に高いお酒ですが、
ここ数年で注目度が上がりました。
品薄になってしまうほど、
甘酒を購入する人が増えましたが、
実際甘酒には、どんな効果や効能があるのか
ご存じない方もいるのではないでしょうか?
そこで、甘酒の効果効能・飲み方なども合わせてご紹介します。
Contents
甘酒には種類がある
甘酒といっても、種類があるのをご存じですか?
甘酒の種類は、米麹タイプ・酒粕タイプの2種類。
どちらでも同じかというと、そうではありません。
飲む点滴とまでいわれている甘酒は、
米麹タイプの甘酒なのです。
米麹タイプ:アルコール・砂糖不使用
酒粕タイプ:アルコール・砂糖入り
酒粕タイプは、大量の砂糖で
飲みやすくしているのでおすすめできません。
美容・健康の為に飲むなら、
米麹タイプの甘酒を選びましょう。
甘酒の注意点として、
最近ではお湯で溶かして飲む粉末タイプで
味のバリエーションがあるものがあります。
このタイプの甘酒は、
砂糖が使われていることも多いので
購入前に確認してください。
甘酒の効果効能とは?
甘酒は高い栄養価があるといっても、
実際にはどんな効果や効能があるのか
よく分からなかったりしますよね?
米麹タイプの甘酒で期待できる効果効能を
ご紹介したいと思います!
甘酒の効果効能:美白・美肌
甘酒に含有されるコウジ酸は、
メラニンの生成を抑えてくれるので、
メラニン色素によってお肌が黒くなるのを防ぎ、
シミなどもできにくくしてくれます。
甘酒が美白・美肌に効果があるのは
コウジ酸の効能によるものなんですね。
美肌に関しては、
お肌に良い食べ物・食品と肌に効果的な栄養素・栄養成分について
の記事にお肌に良い食べ物や食品を
まとめましたので、読んでみてください!
甘酒の効果効能:便秘改善
甘酒には便のかさ増しをしてくれる
食物繊維・オリゴ糖が含まれています。
また甘酒に含まれるオリゴ糖は、
善玉菌のエサにもなり、
腸内環境を整えてくれる作用もあるので
合わせて便秘改善が期待できます。
便秘の改善に関する詳細情報は、
により具体的にまとめております。
甘酒の効果効能:ダイエット効果
甘酒にはダイエット効果もあります。
甘酒に含まれる食物繊維は、
血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、
余分な糖の吸収によって脂肪が増えるのを抑えてくれます。
また、便秘を改善することで冷えの改善や
ダイエットにもつながり、
代謝もアップも期待できるのです。
甘酒には100種以上の酵素が含有されているので、
老廃物など余分な物の排出を後押ししてくれます。
甘酒のデトックス効果がダイエット効果をより
高めてくれます!
甘酒の効果効能:免疫力アップ
甘酒に含有する食物繊維・オリゴ糖・酵素の
パワーによって、腸内環境も整えることもできます。
腸内には、人間の体の6割もを占める免疫細胞が存在します。
その免疫細胞の働きを促すには、
腸内環境を整えることが大切です。
甘酒は、腸内環境を整える3つの成分が
含有されてるので、
免疫力アップも期待できるのです。
甘酒の効果効能:疲労回復
甘酒には様々な栄養素が含まれていますが、
中でもビタミン類が数多く含まれ、
疲労回復・老化の防止・ストレス軽減
などが期待できます。
また、酵素の働きをサポートする役割も担っています。
甘酒には体内で合成できない必須アミノ酸が
全て含まれているのです!
甘酒一つで、ここまでの栄養素が含まれ、
まさに「飲む点滴」と言えますね。
市販品の甘酒は要注意!
甘酒には、魅力的な効果効能がありますが、
ここで注意しなければいけないのが市販品の甘酒。
甘酒に含まれる大量の酵素は、
熱に弱いのが特徴です。
そして、市販品は加熱処理による殺菌が
義務付けられています…..
というわけで、市販品の多くの甘酒は、
加熱処理によって酵素がダメになってる状態。
オリゴ糖や食物繊維は、大丈夫ですが
酵素の魅力が失われているとなると、微妙ですよね?
甘酒を手作りすれば解決
市販品の甘酒は、酵素が損なわれているという
衝撃の事実を目の当たりにしました。
せっかくの甘酒の魅力も
半減してしまいますよね。
なので、甘酒を自分で
作ってしまいましょう。
《甘酒の作り方/レシピ》
甘酒の材料
・餅米or普通米:100g
・水:300cc
・米麹:100g
・魔法瓶
甘酒レシピ
お粥を作る
↓
魔法瓶にお湯を入れて温めておく
↓
お粥の温度を60度まで下げる
↓
お粥の中に、麹をほぐして入れる
↓
魔法瓶の中のお湯を捨てる
↓
魔法瓶にお粥+麹を入れる
↓
約10時間で出来上がり
ときどき魔法瓶を振って、
中身が混ざるようにしてください。
温度計がない人もいるかと思いますが、
60度以上だと酵素がダメになりますので
用意した方が良いでしょう。
《甘酒を保存できる期間》
甘酒は冷凍庫で1~2カ月は持ちます。
※ジッパー付きの袋でok
甘酒は糖度が高いので、カチコチになりません。
使う分だけ、スプーンなどですくって使えますよ。
ちなみに、冷蔵庫で甘酒を保存するなら
1週間程度です。
甘酒の美味しい飲み方
甘酒には、やや独特な風味があるので
苦手な人もいるかもしれません。
その場合は、以下のものを加えてみてください。
・レモン汁を加える
・豆乳で割る
・ヨーグルトと混ぜる
・ほうじ茶で割る
自分の好みに合う甘酒の飲み方を見つけて、
苦痛なく続けていけるといいですよね。
《甘酒を豆乳と割る場合の注意点》
甘酒を豆乳で割る人は注意が必要です。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、
女性ホルモンに似た作用をもたらしてくれますが、
摂りすぎると生理不順や冷えなどの症状を引き起こします。
特に、バストアップサプリを飲んでいる方は
成分に含まれていることが多いので注意してくださいね。
目安としては、1日100~200mlほどまで。
食事などでも摂取するので、
1日に何倍も飲むのはやめましょう。
まとめ
魅力的な効果効能を持つ甘酒ですが、
ブームの影響で様々なタイプの甘酒が売られています。
特に、ココアなど味付きの粉末甘酒は、
砂糖も含まれていることが多く、注意が必要です。
少し手間は掛かりますが、
自宅で甘酒を手作りした方が
本来の甘酒の栄養価を取り込めるでしょう。