カロリーゼロ飲料でも太ることがある?人口甘味料が健康に及ぼす影響 -【イート】

飲料水コーナーでも人気のカロリーゼロ飲料。
砂糖も使われてなくてカロリーがゼロなら
いくら飲んでも太らないから平気。
そんなことを考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、カロリーゼロ飲料を飲むと逆に
ダイエットの妨げになることもあります。
砂糖も入っていないのになぜ?
そう思う方のためにカロリーゼロ飲料で
太るメカニズムを解説していきます。
0カロリー飲料を飲むとインスリンが大量に分泌される
甘いものなど糖分を体内に入れると、
インスリンが分泌され血糖値の上昇を下げようとします。
インスリンは体内の臓器に糖分を運ぶ役割を担っていて、
余った糖分は脂肪として蓄積させ、
血中の糖分を一定にしようと働いてくれます。
そのため、糖分を摂りすぎるとインスリンが
余った糖分を脂肪に変換するので、
甘いものは太るという結果に繋がるのです。
しかし、カロリーゼロには砂糖が入っていません。
それなら太る心配もない考えている人は間違いです。
カロリーゼロに含まれている人工甘味料を摂取することでも
インスリンは分泌されることがわかってきたからです。
インスリンが多く分泌されることで、
食事によって摂取した糖分も脂肪に変換してしまうことから、
カロリーゼロ飲料を飲むことでも太ってしまう可能性があるのです。
レプチンの過剰分泌で満腹感がマヒする
食事を行いお腹がいっぱいになると「レプチン」
という満腹ホルモンが分泌されます。
通常の食事であれば、この「レプチン」の働きにより
満足して食べることをやめます。
しかし、人工甘味料には「レプチン」を過剰に
分泌する働きが備わっているのです。
満腹感を感じる「レプチン」が分泌されるのであれば、
ダイエットに効果がありそう!
と思う方がいると思いますが、
実はそうではありません。
「レプチン」が過剰に分泌されることで満腹感がマヒしてしまい、
食べても食べても満足しない体になってしまうからです。
味覚が鈍くなる
人工甘味料は砂糖よりも何百倍も甘く感じるようにできています。
そのため、通常の甘さでは物足りずに
どんどん甘いものを求めるようになってしまいます。
その結果、食べすぎて太るという結果に繋がる恐れがあります。
人は一度感じた甘さを求める傾向にあるので、
より甘いものを求めてしまいます。
これにより味覚が鈍くなり、
普通の食事では満足しなくなるのです。
人工甘味料は甘味が大きいので、
中毒性が高いのも気を付けないといけない部分です。
まとめ
カロリーゼロ飲料は一見するとダイエットの応援を
してくれる夢のような飲料水に感じます。
しかし、実態はホルモンの分泌を妨げる
可能性のあるもので太ってしまうこともあります。
飲みすぎると中毒性にハマッてしまう恐れがあるのも危険です。
今後カロリーゼロ飲料を飲む機会があれば、
そういった危険性を理解した上で飲まないと深みに
ハマッてしまうかもしれないので気を付けましょう。