食中毒のリスクを減らす!作り置きのおかずを長持ちさせる保存方法 -【イート】

作り置きのおかずは何かと頭を悩ませる献立に
一役買ってくれる強い味方ですよね。
共働きや子育て中の主婦(主夫)の方は、
毎日のように作り置きをする人も
多いのではないでしょうか?
実は作り置きのおかずは食中毒のリスクが高いんです!
そこで今回は、食中毒のリスクを減らす!
作り置きのおかずを長持ちさせる保存方法を
ご紹介いたします。
Contents
食中毒の発生条件
嘔吐や下痢・激しい腹痛を伴う食中毒症状。
暖かい季節になると、
誰しもが気をつけるようになりますが、
実は年間を通して食中毒は発生します。
食中毒は50%以上の水分の多い環境で、
温度が10~60℃で増殖します。
特に、36度前後で最も活発に発育するので、
夏場は特に気をつける必要があります。
更に、作り置き容器に付着した調味料などの汚れは、
食中毒菌のエサになってしまいます。
水分と温度・汚れなどのエサの状況が
揃うことで、食中毒は発生してしまいます。
食中毒のリスクを減らす!作り置きおかずを長持ちさせる保存方法とは?
前述したように、食中毒は
水分・温度・エサの3つの条件が
揃う事で発生します。
つまり、この3つの条件を事前に
揃わないようにすることで、
食虫毒のリスクを減らすことができます。
では、どのようにすれば食中毒のリスクを
減らすことができるのでしょうか?
タッパーは使用前にお酢で拭く
作り置きおかずの保存方法として、
タッパーを使用している人が多いと思います。
タッパーにおかずを詰める前に、
キッチンペーパーにお酢を染みこませて
拭くだけで、抗菌・殺菌効果を
得ることができるんです!
お酢の臭いが気になる人は、
お酢を水で2~3倍で薄めても、
同様の効果を得ることができます。
お酢には、
「サルモネラ」や「ブドウ球菌」、「腸炎ビブリオ」
などの食中毒菌に対して、
著しい抗菌・殺菌効果を
発揮することが分かっています。
おにぎりを握る時に、お酢と水を1:1で希釈して、
手水の代わりにするだけで、おにぎりの防腐に役立ちます。
煮物は料理酒で煮る
煮物と言えば、やはり作り置きの定番ですよね。
「しっかり加熱してるから大丈夫」
と思っていても、
実は食中毒の餌食になりやすいんです。
食中毒が発生しやすい水を
多く含んでいる料理でもあります。
この水を一切使用せずに料理酒で煮ることで、
食中毒の発生リスクを減らすことができます。
鍋に料理酒を水と同様の量を加え、
しっかりと沸騰させアルコールを飛ばします。
その後に、
食材や調味料を加えていつも通り煮るだけ。
お弁当に入れる時はカップの下にかつおぶしを
敷くことで、水分がお弁当箱の中に
散乱するのを防げますよ!
冷めてからタッパーで保存する
おかずができたら、早くタッパーに詰めて
冷蔵庫で保管したくなりますよね?
しかし熱いうちに密閉してしまうと、
タッパー内部の温度が高温となってしまい、
食中毒が発生しやすい温度になってしまいます。
そのため料理は冷めてから
タッパーで保管するようにしましょう!
保冷剤を鍋の下に敷いたり、
氷水の中に鍋ごと入れて急速に冷やすことで、
食中毒のリスクをグッと減らすことができます。
食中毒が発生しやすいカレーなども、
この方法で冷やすと翌日も安心して食べることができます。
まとめ
食中毒は、水分が50%以上で
温度が36℃前後で活発に増殖します。
またタッパーなどに付着した
調味料などがエサになってしまうんです。
食中毒のリスクを減らす作り置きおかずの保存方法は・・・
■1. 保存容器をお酢で拭く
■2. 煮物は料理酒で煮る
■3. 冷めてからタッパーで保存する
この3つのポイントをしっかりと抑えて保存すると、
作りおきおかずが長持ちしますよ!
今日からの作り置きおかずの保存に、
是非お役立てくださいね♪