機能性表示食品って何??5分で分かる機能性表示食品!

機能性表示食品って聞いたことありますか?
最近よくサプリメントに
「機能性表示食品」が印字されているのを
目にします。
今回は機能性表示食品を分かりやすく簡単に
まとめたので、どんなものか覚えてしまいましょう!
機能性表示食品とは?
2015年から新しく施行された機能性表示食品ですが、
これはいったい何なのでしょうか??
消費者庁の資料に分かりやすく
まとめられていました。
「機能性表示食品」は、事業者の責任で、
科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を
表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品です。
科学的根拠があるのであれば、
例えば、関節痛に効くサプリのパッケージに
関節痛の動きや悩みを緩和
※実際に消費者庁に届け出のある機能
という風に記載することができます。
私たち消費者から見たら、
「これを食べたらこれに効く」とか
「これを食べたらこんな効果が得られる」と
パッケージを見たら簡単に分かるようになります。
機能性表示食品は何のためにできたのか?
なぜ機能性表示食品というのが作られたのか、
その理由は、
商品の機能性が分かることで
消費者の選択肢を増やし、
消費者の人たちが正しい情報を元に
商品を選んだり、購入できるようにするため
です。
確かに商品のパッケージに
腰の痛みを軽減できます、
お腹の調子を良くします、
などと書いてあれば、
この商品を使えば悩みを改善できると分かるので、
商品を買うときに便利ですね。
特定保健用食品(トクホ)との違いは?
まずはよくテレビとかでも聞くトクホについて。
トクホは、
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、
「コレステロールの吸収を抑える」などの表示が許可されている食品
になります。
トクホと機能性表示食品の違いですが、
トクホの場合は国(消費者庁)が審査をし、
消費者庁長官の許可が食品ごとに必要になりますが、
機能性表示食品は、消費者庁長官の個別の許可は
必要ありません。
栄養機能食品との違いは?
まず栄養機能食品とは、
一日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、
その補給・補完のために利用できる食品です。
すでに科学的根拠が確認された栄養成分を
一定の基準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、
国が定めた表現によって機能性を表示することができます。
というものです。
機能性表示食品やトクホの場合は、
商品の効果について商品ラベルに記載
することができるが、
栄養機能食品の場合は、
カルシウムは骨の形成に必要な栄養素です。
といった感じにしか記載することはできません。
まとめ
機能性表示食品について分かりましたでしょうか?
消費者目線で見ると、
商品パッケージを見て商品の効果が分かると
単純に分かりやすいですよね?
また症状や悩みから商品を探すこともできますね。
商品を販売する側から見ると、
商品の機能性をはっきり記載することで、
特定の悩みなどを抱えている人に
ダイレクトに訴求ができるので、
売れやすくなりそうですね。