パスタやピザはサブメニュー!?イタリアのビックリお食事内容

チャオ!みなさん!
イタリアンはお好きですか?
日本で最もポピュラーな外国料理のひとつで、
フレンチよりもリーズナブルに楽しめることから、
沢山のチェーン店があり、
ファミリーレストランなどでも気軽に
食べられるイタリアンですが、
例えば「ナポリタン」なんてパスタは本場イタリアには
存在しなかったり、色々な「ネタ」は尽きません。
今回はそんなイタリアのお食事事情をご紹介します。
Contents
イタリアの食生活
まず、イタリア人の食生活ですが、
これは私と私の友だちが、別々に違う家庭に
ホームステイした際に、全く同じ食事のリズムでビックリしました。
朝ごはんは、ほとんど食べません。
起きて、とんでもなく甘いエスプレッソを
くいっと飲んで、おしまい。
寝起きの、まだ目覚めていない胃に、
大量の砂糖と、猛烈なカフェインを流し込むのです。
しかも他に何も食べずに。
さすがに、私も、私の友達も、
それぞれのホストマザーが気遣ってくれて、
お菓子のひとつくらい出していただきましたが、
ただでさえ甘いエスプレッソに、
またしても甘いお菓子って・・・!
と絶句した我々でした。
郷に入れば郷に従えという事で耐えましたが(笑)
お昼ご飯も軽く、夕飯が凄い
イタリアはお昼ごはんも軽めなんです。
パニーノというサンドイッチのようなものを
パパッと食べておしまい。
私がステイしていたフィレンツェではランプレドットという、
臓物バーガーのようなものが名物だったので、
それを食べている現地の方もいました。
朝はほぼ何も食べず、昼も軽め、という事は、
彼らが最も大切にしている食事は、
そう、ディナーなんです。
このディナーがすごいんだ。
パスタやピザはまさかのサイドメニュー!?おどろきのコース制ディナー
イタリアのディナーの順番はだいたいこんな感じ。
まず、サラダやスープなど、野菜系の料理が出ます。
前菜みたいなものですね。
そして、パスタやピザなどが出ます。
しかも結構な量が出ます。
普通ならこれで食事はおしまい、
最後にデザートでも食べて…となるのですが、
そうはいかないのがイターリア!
この後の一皿、それがメインディッシュなのです。
大体肉か魚料理です。
そして食事が終わったあと、
お茶をしながらデザートを食べたり食べなかったり。
それってレストランとかのフルコースってやつなんじゃ・・?
これ、ガチなイタリアンコースのご馳走のように思えて、
実は結構普通の家庭でもこんなかんじだったりするのです。
パスタやピザの事を
「プリモピアット(一皿目)」と言い、
肉や魚などのメイン料理を
「セコンドピアット(二皿目)」と指します。
まぁ日本でたとえるならば、
まず炊き込みご飯が普通に出てきて、
その後しょうが焼きがドンと
出てくるようなイメージです。
テーブルにはパンも出ているので、
セコンドピアットを食べながらパンもいただきます。
炊き込みご飯をガッツリ食べたのに、
しょうが焼きをおかずに白米も食べる、
というイメージでしょうか?
この「夜の食事」が最大にヘビーなのです。
でもこれって健康とかダイエットの事考えると、
良くないですよね。。。。
まとめ|イタリアの食文化は日本のそれとはやはり違いました
イタリアの食事は、朝はほとんど食べずに
とても甘いエスプレッソのみ、
昼もサンドイッチやバーガーなど軽め、
そして夜はほぼフルコースの豪華ディナー、
といった具合に、いわゆる
「健康的に良いとされる【朝>昼>夜】とは真逆をいくスタイル」でした。
逆に、友だちがお世話になったホストファミリーの
1人が我が家にホームステイに来た時、
朝っぱらからふるまわれる、
ご飯、味噌汁、納豆、焼き魚、卵焼き、
昨夜の残りの野菜炒め、昨日の昼の残りのカレー、
漬物、ヨーグルト、
などを見て、とても驚いていました。
単純に我が家の朝ごはんが、
日本の普通の家庭の中でも割合にモリモリ食べる方だった
というのもありますが、
毎朝エスプレッソ1杯しか飲まない人には
衝撃だったろうな、と今でも思い出します。