タイ米は日本人に受け入れられない?タイ米の特徴と日本のお米の違い-【イート】

タイ米という米の種類は知っていますでしょうか?
一度食べて見るとわかるのですが、
日本人の大半が「おいしくない」と言うと思います。
そんなタイ米を日本人が
受け入れられない理由とは何なのか?
海外のお米を少し交え、
日本のお米とタイ米を比べながら
日本人がタイ米を受け入れられない理由に迫っていきます!
Contents
日本のお米
日本人にとってお米は日常に欠かせない食べ物ですよね!
しかし、今となってはお米を食べる機会がない人や
お米嫌いの人がいたりしたり…
ところが日本のお米はブランド力のある
お米が多いように思えます。
ということは日本人にあったお米を
開発しているということになります。
日本人が好むお米とは?
日本人が好むお米には水分がある。
もちろん、日本人でも硬めにお米を炊きたい人と
柔らかめにお米を炊きたい人に分れると思えます。
(私は少し固めのお米が好きです。)
しかし、日本のお米はタイ米と比べると
形がふっくらしているため、
比較的タイ米より日本のお米の方が水分が多いです。
さらに日本はブランド米にも力を入れているので
日本人は米の味にこだわりを持っていると思われます。
そのため、日本のお米の味のように美味しいと
思う味でなければ、日本人はその米を好まないと思います。
要するに日本人が好むお米とは
「味と水分」で決まるということです。
なぜ日本人はタイ米が受け入れられないのか?(好みではないのか?)
先程日本人の好むお米をご紹介しましたが、
それではタイ米を受け入れられない理由を
少し詳しくお話していきます。
まず、味が日本米とは違うことです。
日本のお米の場合はお米をよく噛んでいるうちに
味の深みが出てくる品種があります。
さらにお米をよく噛んでいると甘みもでてきます。
その甘みも日本のお米の品種ならではの特徴でもあるので、
タイ米と比べると味がないように感じてしまい
おいしく感じられないのです。
そして食感です。
タイ米の感触は水分が少ない分、
パサパサしているのですが、噛みごたえがなく
日本のお米の品種ならではの
ふっくら感がないので余計おいしく感じません。
そして噛んでも噛んでもタイ米は口の中に残るので
なんとなく違和感を感じます。
海外のお米はどんな感じ?
ここまで日本人の好みの味などを解説してきましたが、
それでは日本のお米以外に
日本人が好む米はあるのでしょうか?
そして日本人が嫌いなお米の品種はあるのでしょうか?
海外のお米についてご紹介していきます!
ジャポニカ米
実は日本だけが日本のお米を食べているのではなく、
東アジアでも食べられているのです。
主にジャポニカ米というのは
暖かく雨が適度に降る地域(温帯湿潤気候)が
適しており、
日本・朝鮮半島・中国北部で栽培されています。
インディカ米
今回のタイトルにもあるように
日本人が苦手とするタイ米です。
タイ米と呼ばれる米はインディカ米なのです。
非常に細長い形状で、加熱しても
粘り気も水分も少なくパサパサしています。
高温多湿な地域が適しており、
インド・タイ・ベトナム・中国・アメリカ大陸で生産されています。
インディカ米の食べ方は、
本来日本みたいに炊いて食べるのではなく、
煮て食べることがほとんどで、
おかゆみたいにして調理すれば
苦手な人でも食べると思います。
日本人はインディカ米を日本のお米の炊き方と同じように
炊いて食べてしまったので、
おいしくないと感じしまったようですね。
しかし、普通に炊いて食べるのは珍しくはないので
やはり好みが分かれてしまうと思います。
珍しいジャパニカ米
ジャパニカ米は生産量が少なく、
ジャポニカ米とインディカ米の
中間にあたる大きさだそうです。
インディカ米と比べると
少し粘り気があるようです。
亜熱帯地域で消費されたり生産されたりしています。
そのほかにも海外では日本原産のお米が生産されていたり、
古代米など地域をさらに詳しく探していくと
お米の種類はたくさんです!
おいしくお米を食べられる料理
タイ米であれば先程も少し話が出ましたが、
雑炊やカレー、スープにお米を浸して食べれば
日本のお米を炊いて食べるよりは
全然気にならなくなると思います。
特にカレーの場合は、世界中どこに行っても
食べれる料理で、スパイスが良い感じに効き、
ほとんど日本で食べるカレーとのギャップがないです。
パエリア、リゾットはジャバニカ米を使うことが多いようです。
パエリアやリゾットの場合は微妙な水分が
お米にある料理ですので、
ちょうど料理に合う水分のジャバニカ米を使うようです。
まとめ
日本人の好みが合う合わないに関わらず、
そのお米の性質に合った料理を
作っていることが今回わかったと思います。
タイ米が苦手な人はいると思いますが、
日本みたいに炊飯器で炊かず、
ピラフやカレーなどの料理で工夫をすれば
意外と食べれないことはないと思います。
是非この機会にタイ米へのリベンジをしてみてはいかがでしょうか?