ごまがダニだらけというのは本当?ゴマの賞味期限と保存方法 -【イート】

一袋買っても、なかなか使いきれないゴマ。
だけど、乾物だし大丈夫!と思っていると
落とし穴があります。
そのゴマに大量のダニが発生しているというのです。
え?!とにわかに信じがたいですが、
本当にごまに大量のダニが発生しているのでしょうか?
Contents
なぜゴマがダニだらけなのか?
残念ですが、実際にゴマに
ダニが大量発生することはあります。
知らない人は、ゾッとするかもしれませんが
今まで気づかなかっただけで
大量のダニを食べてしまっている人も多いでしょう。
ちなみにキッチンに発生しやすいのは、コナダニです。
では、その原因について、見ていきましょう。
ダニが増えやすい環境が原因
開封後のゴマを保存しているのは、
キッチンが多いですよね?
実は、このキッチンの環境がダニの繁殖にぴったりなんです。
3つの条件が揃うとダニは大量発生します。
・湿度約60~80%以上
・温度約20~30度
・エサとなるもの(開封した食べ物・食べカス)
この条件を見るとわかりますよね。
キッチンというのは、
ダニにとって格好の住処というわけなのです。
ダニは想像を絶する繁殖力
ダニの恐ろしいところは、その繁殖力。
30匹のダニが、10週間経つと1万匹にも
増えるのがダニです。
もし、今開封したゴマが家にあるという人は、
その中に1万匹を超えるダニが潜んでいるかもしれません。
ダニーアレルギーがある方は、
アナフィラキシーショックになることもあるので
侮ってはいけません。
ごまをダニから守る方法は?
ゴマは、開封後使い切るまで
割と時間が掛かる人も多い食品ですよね?
かといって、捨てるのももったいない。
そんな場合、ダニから守るには
以下のポイントを押さえる必要があります。
・冷暗所での保存
・開封後は早く使い切る
・密閉
冷暗所なのですが、冷蔵庫がおすすめです。
開封後の保存場所としては、
一番最適といえるでしょう。
そして、できるだけ早く使いましょう。
また、開封後はチャック式の袋・タッパーなどを
使ってしっかり密閉することも大切です。
輪ゴムなどでは、ダニの侵入を防ぎきれません。
特に、冷蔵庫以外に保存する場合は、
この点にご注意くださいね。
冷蔵庫がいっぱいなら?
冷蔵庫に収納スペースがない場合は、
どうすれば良いのでしょうか?
ダニは湿度を好むので、
湿気を避けるようにします。
湿気は軽いので足元付近に集まりやすいと
考えられていますので、
シンクの下や食器棚の下段は
ダニから守る場所には向きません。
保存する場合は、高い位置に保存しましょう。
また、窓際などに置くと直射日光によって、
ゴマに含まれる油分が酸化する原因に
なるので避けてください。
袋自体が密閉できるものでも、
開封後チャックの部分にゴマの粉がつきますので、
チャック式の密閉できる袋やタッパーなどを使って
二重に防御するようにしましょう。
その際、外側の袋に食品用乾燥材を入れておくと、
さらに良いですね。
輪ゴムなどで留めただけというのは、
ダニの温床になるので絶対にやめましょう。
ゴマの賞味期限にも注意
ゴマは、乾物ですし長持ちする
イメージがありますよね。
実際に、長いもので1年ほどの賞味期限が
表示されているものがあります。
しかし、その賞味期限は未開封状態でのこと。
実際には、油分を含むゴマは開封とともに
劣化する一方です。
一ヶ月で使い切れるようにしましょう。
また、劣化を防ぐためにも直射日光を避けて、
開封時間はできるだけ短く済ますようにするのがポイント。
使う分を出したら、すぐさま密閉するようにしましょう。
まとめ
知らず知らずのうちに、
ゴマと一緒にダニを食べていた事実が発覚し、
気持ち悪くなってしまった人もいるかもしれませんね。
今、家にあるゴマの保存は大丈夫ですか?
神経質になりすぎる必要はありませんが、
心当たりがある人は今日から保存方法を変えてみましょう。
特に、お子さんがいるご家庭は注意してあげてくださいね。