紅茶と緑茶、身体を冷やすのはどっち?季節や体調に合わせて選びたいお茶講座 -【イート】

緑茶と紅茶どちらをよく飲みますか?
季節や体調によってお茶にもベストな飲む
タイミングがあります。
今回はお茶についてみてみましょう。
Contents
寒い冬、紅茶と緑茶、どちらを飲みますか?
コタツに下半身を突っ込んで、
みかんを剥きながら飲みたいお茶といえば、
やはり緑茶でしょうか。
寒い冬に湯のみで温かいお茶を飲むと
ほっこりしますよね。
「あ、茶柱」とか言いながら、
ほんわか、ゆったりした時を過ごす冬休み、
なんて素敵なんでしょう。
緑茶は身体を冷やす
しかし、実は緑茶って、
体を冷やすお茶だってご存知でしたか?
お茶を飲むとトイレが近くなる
という人がいますが、その主な原因は
・水分を摂っているから(これは当たり前ですね)
・利尿作用があるから(緑茶にもカフェインは含まれています)
・体が冷えるから(非発酵なので)
この3つなんです。
お茶の種類
お茶には「非発酵」つまり発酵していないお茶と、
紅茶のように「発酵」しているお茶の、
大きく分けて2種類があります。
イメージとしては、
赤や黒のような色合いのものは発酵しているお茶
(紅茶、ウーロン茶、ルイボス茶など)
緑色のものは非発酵のお茶
(緑茶、グリーンマテ茶、黄茶など)
といった具合です。
そして非発酵茶は体を冷やし、
発酵茶は体を温める作用があるのです。
ルイボス茶はカフェイン0で、美容や健康に嬉しい
SOD酵素がたくさん含まれています。
ルイボス茶の詳しい情報は、
ルイボスティーの効果効能は?妊活やダイエット中の方必見の栄養成分が含有!
の記事にまとめてありますので、
読んでみてください。
また活性酸素を取り除くSOD酵素については、
SOD酵素でエイジングケア!の記事にSOD酵素の
効果や効能をまとめましたので、読んでください!
夏は緑茶、冬は紅茶がおすすめ
お茶の特性が分かれば、
季節や体調にあわせて、
飲むお茶を選ぶことができます。
暑い夏は緑茶、寒い冬は紅茶がそれぞれおすすめです。
ただ、冷え性をお持ちの方などは、
夏でも紅茶の方が良い場合があります。
体を内側から温めると
免疫力なども上がり自律神経が安定するので、
夏風邪予防にもなります。
熱中症などになりそう!と思ったら
冷たい緑茶を、
夏風邪をひきそう!と思ったら紅茶を飲むなど、
体調に合わせて選ぶのも良いですね。
ウズベキスタンでは昔から「夏は緑茶、冬は紅茶」と言われていた
ここでちょっと小話ですが、
ウズベキスタンという中央アジアの国では、
緑茶も紅茶もどちらも飲まれているそうです。
しかも緑茶は日本の緑茶のように苦味や渋みが無く、
時にはレモンや砂糖、
ハチミツなどを加えて飲まれていて、
まるで紅茶のような存在のようです。
そしてウズベキスタンでは、
おばあちゃんの知恵袋のような形で
「夏は緑茶、冬は紅茶」と昔から言われているのだそう。
理由を聞いてみると
「科学的なことはよく分からないけど、
緑茶は体を冷やして、紅茶は身体を温めるって聞いた事があるよ」
と返ってきて、
ウズベキスタンでは割と常識のようです。
冷え性には体を温めてくれる発酵茶で冬を乗り切る
紅茶などの「発酵茶」に体を温める効果が
あるのは分かりましたが、
更にその効果を高めるために、
冬におすすめしたいのは、
ジンジャーティーです。
しょうがも体を内側から温めてくれるので、
冷え性などに効果抜群です。
基本的に、土の中で育ったものは身体をあたためてくれて、
地上で育ったものは体温を下げる傾向にあるようです。
お茶も、ごぼう茶やタンポポ茶(根)など、
地中の中で育ったものを煎じたお茶は体を温めてくれます。
まとめ|お茶の特性を知って、季節や体調にあった飲み方を楽しむ
発酵させていない緑茶など「緑色」系のお茶を
非発酵茶といい、
発酵させた紅茶など「赤や黒」系のお茶を
発酵茶といいました。
非発酵茶は体温を下げ、
発酵茶は体温を上げる作用があります。
夏、特に熱中症になりそうな時には緑茶、
冬や、夏でも夏風邪などを引きそうと思ったら
紅茶やウーロン茶などがおすすめです。
季節や体調にあわせて
様々なお茶をおいしく上手に楽しみましょう。