健康的な食事の順番は「居酒屋」を意識せよ!食べる順番で栄養素の吸収が変わる!-【イート】

食事の際、食べる順番を意識したことありますか?
この「食べる順番」を変えるだけで、
身体への健康効果がかなり変わってきます。
Contents
食事の中の「順番」で、栄養素・栄養成分の摂取量・吸収量が変わる!?
太りにくい「食べ方」というのがあります。
ここ数年で正しいダイエット方法として
バランスの良い食事と、食事中の食べる「順番」
が注目されるようになってきましたが、
食べ方、意識した事ありますか??
よく聞くのが「野菜から食べると良い」とか
「まず牛乳を1杯飲んでから食べ始めると良い」とか、
そんなところかと思いますが、
その理由まで意識した事はありますか?
いきなり「ご飯」を食べた場合、
ご飯というのは炭水化物で「糖」なので、
血糖値が上がっていきます。
この血糖値がくせもので、空腹時に摂取すると
グンと一気に急上昇し、満腹時に摂取すると、
ゆるやかに上がっていきます。
だから、お腹が空いている状態でいきなり
炭水化物を食べると血糖値が一気に上昇してしまうんです。
栄養の摂取具合だけでない!食べる「量」そのものも変わってくる!?
また、血糖値の上昇だけでなく、
炭水化物など、いわゆる「太る原因」になる
栄養素を含む食べ物を後回しにし、
食物繊維などを豊富に含む野菜類を
最初に食べてある程度お腹を膨らませておくと、
そもそもご飯を食べる量そのものが減る
傾向にあるため、全体の摂取量も抑えられます。
お腹が空いている時に熱々の白ご飯を出されると、
ついがっついてしまいますよね。
そうすると、満腹中枢が刺激されて
「お腹いっぱい」という指令が出るまでの間に
過剰に食べ過ぎてしまう恐れがあるのです。
理想の「食べる順番」は居酒屋を意識すると良い!?
居酒屋での注文の順番を思い出してみましょう。
まず乾杯→お通しとつまみやサラダ
→串焼きなどの肉料理や刺身などの魚
→シメのご飯や麺
といった具合でしょうか。
この順番をより整理してみましょう。
飲物→野菜→たんぱく質→炭水化物
このようになります。
この順番をもう少し掘り下げて解説していきます。
まず、飲物または汁物、
つまり液体によって、胃を満たします。
ファミレスなどで子連れのお母さんが
「ドリンクバーだからって食事が来る前に
そんなに飲んだら、お腹いっぱいになっちゃうわよ!」
とお子さんに注意している場面、
遭遇したことありませんか?
そう、飲物はお腹を膨らませるのです。
ある程度飲物でお腹を膨らませてから、
野菜を食べます。
生野菜である必要はありませんが、
ダイエット中ならば生野菜の方が
摂取量に対する満腹感は高いものになるでしょう。
野菜には食物繊維が豊富に含まれていますので、
これも「満腹感」を感じる手助けをしてくれます。
野菜だけでは物足りないので、
肉や魚などのたんぱく質を食べましょう。
たんぱく質は体作りにおいて
とても重要な役割を担っているので、
しっかり摂ることをオススメします。
私の小学校の給食の時に毎日のように、
「たんぱく質」は「血や肉や骨をつくるもの」
と放送していたのを今でも覚えています。
人間を作る上でとても大切ですね。
そして、最後に炭水化物です。
炭水化物も人間が活動していく上で
とても大切なエネルギー源ですので、欠かせません。
しかし食べすぎは肥満のもと。
この順番で食べ進めてきて、
ある程度満腹感を感じている状態で食べれば、
必要なだけの摂取量に抑える事ができるというわけです。
まとめ|健康的で「食べすぎない」食事は居酒屋の順番を意識しよう
1回の食事の中で食べる順番を変えると、
栄養の摂取のされ方や、その量が変わってきます。
飲物(汁物)→野菜→たんぱく質(肉や魚)
→炭水化物(米やパン、麺など)の順番で
食べるのがおすすめの食べ方で、
居酒屋の注文順によく似ていることから、
それを参考に「食べる順番」を見直してみませんか?