ヨーグルトはいつの時間に食べると便秘改善に効果的?それとも悪化する?

美容や健康の為に、ヨーグルトを
食べているという人も多いですよね?
美肌・ダイエットなど、
それぞれ食べている理由もあるかと思いますが、
ヨーグルトを便秘改善のために
食べるのであれば、食べる時間も大切です。
いったい、いつ、どの時間にヨーグルトを
食べると便秘改善への効果が期待できるのでしょうか?
Contents
大蠕動運動の時間にヨーグルトを食べる
人間の体内では、消化器を収縮しながら、
刺激を与えて、便を移動させる
蠕動(ぜんどう)運動が起きています。
この蠕動運動ですが、
大きく刺激するタイミング
“大蠕動運動”というのが
1日1回~2回起きているのです。
それが、一般的に
朝の朝食後1時間以内とされています。
朝、コップ一杯の水とよく言われますが、
空っぽの腸内を水で刺激してあげることで
大蠕動を促しているのです。
その為、朝食の最後にヨーグルトを食べるのが効果的です。
なぜヨーグルト朝食の最後の時間なのか?
腸内環境を整える力となってくれる
乳酸菌・ビフィズス菌など、
ヨーグルトに含まれる菌は、
胃酸に弱く、死滅してしまうのです。
朝は、お腹に食べ物が入っていないので
ヨーグルトに含む菌は、この胃酸の影響を
大きく受ける傾向があります。
その為、先に食べ物を入れた状態でヨーグルトを
食べることで、胃酸が薄まり、
乳酸菌の死滅を抑えられるということ。
朝にヨーグルトしか食べていなかったという人も、
少し何か食べてからヨーグルトを
食べたほうが便秘改善により効果的でしょう。
便秘について、
の記事に掘り下げた内容でまとめていますので、
便秘に悩まれている方は読んでみてください。
就寝前にヨーグルトを食べる
ヨーグルトを食べる時間で、
おすすめしたいのが就寝前。
お肌にゴールデンタイムというのがありますが、
実は腸にとってもゴールデンタイムなのです。
腸のゴールデンタイムと間違った情報
お肌のゴールデンタイムですが、
以前は22時~2時といわれてきました。
ですが、これが間違った情報だった
ということをご存知ですか?
ゴールデンタイムは、睡眠開始~3時間まで!
その中でも、9割が最初の90分に集中します。
こちらが正しい情報ですので、
覚えておいてくださいね。
とはいえ、まだまだ以前のゴールデンタイムの
認識でいる人も多いでしょう。
生活サイクルが違う人はどうなの?
って思ったことがありましたが、
これで納得がいきますね。
細胞の修復や代謝・免疫機能など、
様々な分野で広く体内を
コントロールしてくれる成長ホルモン。
これは、腸内においても同じように
腸の働きを促してくれます。
その為、このタイミングを狙って
ヨーグルトを食べるのもおすすめです。
ヨーグルトとオリゴ糖の組み合わせ
便秘の人におすすめしたいのが
ヨーグルトとオリゴ糖を一緒に摂ることです。
便秘が酷いという方の中には、
完全に腸の蠕動運動が鈍っている人もいます。
その為、本来あるはずの大蠕動運動が
起きていないこともあるのです。
この蠕動運動を促すには、善玉菌を増やして
腸内環境を改善する必要があります。
オリゴ糖は、善玉菌のエサになるという
性質があるので、ヨーグルトとの相性は抜群です。
無糖のヨーグルトを買って、
オリゴ糖で甘みを足すという食べ方がおすすめ!
即効性ではありませんので、
ヨーグルト+オリゴ糖を継続してみてくださいね♪
ヨーグルトは温めた方が良い?
最近話題になっているホットヨーグルト。
ヨーグルトを温めて大丈夫なの?
と心配になるかもしれませんが、
乳酸菌やカルシウムにとって温めることは良いのです。
乳酸菌は約40度で活性化され、
カルシウムも温めた方が吸収が良くなります。
また、内臓は冷えると活動が弱まるので、
内臓の冷え防止にも繋がります。
《ホットヨーグルトの注意点》
40度で乳酸菌の働きは活発になりますが、
熱にも弱いという特徴があります。
ですから、温めすぎるとせっかくの
乳酸菌が死滅してしまいます。
600wで1分程の過熱に留めましょう。
温めすぎでも分離しますが、
そもそもヨーグルトを温めると分離しやすいです。
スプーン1杯程度の水+ヨーグルト+オリゴ糖を混ぜて、
温めると上手くいきやすいので、試してみてくださいね。
ちなみに、オリゴ糖も温めると
増える性質があるので、
最初に混ぜておくことをおすすめします。
まとめ
ヨーグルトは、食べるときの効果的な時間があり、
便秘改善を考えると朝食の最後・就寝前がおすすめです。
どうせ食べるなら効率的なタイミングで
食べた方がよいですよね?
普段から酷い便秘という人は、
オリゴ糖と組み合わせてホットヨーグルトにすることで、
腸内環境の改善が促せるでしょう。