ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食べ物・食品と効果効能

栄養ドリンクを飲んだらおしっこの色が
濃い黄色になった経験ありませんか?
これはビタミンB2が影響しています。
ビタミンB2が私たちの身体にどんな影響を与え、
健康への効果があるのかみてみましょう。
Contents
ビタミンB2(リボフラビン)とは?
ビタミンB2は別名リボフラビンと
呼ばれる水溶性のビタミンである。
水溶性のビタミンなので、
ビタミンB2を含む食材を水につけたり、
茹でると栄養成分が水に溶けてしまうので
調理する際に気を付けたほうが良いです。
ビタミンB2(リボフラビン)の
一日の摂取量は、約1.3mgと言われています。
摂取しすぎても水溶性ビタミンなので、
尿と一緒に排出されます。
ビタミンB1とビタミンB2の大きな違いは、
ビタミンB1は糖質を分解するのに対して
ビタミンB2(リボフラビン)は
脂質を分解する役割ということです。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物
ビタミンB2(リボフラビン)を
多く含む食品はどういったものがあるのか
下記にまとめました。
・スモークレバー
・豚の肝臓(豚レバー)
・牛の肝臓(牛レバー)
・椎茸(シイタケ)
・アーモンド
レバーにビタミンB2が
多く含まれていますね。
レバーは味が独特なので、
好き嫌いが多い食材と聞きますが、
栄養豊富な食べ物です。
ちなみに私はもともとレバーは
嫌いな食べ物でしたが、
栄養のために焼肉に行った際にレバーを
食べているうちに好きになり、
今では好んでレバーを食べています。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物:スモークレバー
スモークレバーはビタミンB2(リボフラビン)が
豊富に含まれている食品ですが、
それ以外の栄養素も豊富に含まれています。
あまりスモークレバーを食べる機会は
ないと思いますが、
ビタミンAも多く含んでいます。
ビタミンB2とは違い、
ビタミンAは脂溶性ビタミンの一種なので、
水溶性ビタミンのように尿と一緒に体外に
排出せず、体内に蓄積されるので、
ビタミンAを含む食べ物の
摂取量には注意が必要です。
特に妊婦さんはビタミンAの
摂取量には気を付けましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物:豚の肝臓(豚レバー)
豚のレバーの栄養価は高いです。
ビタミンB2(リボフラビン)の
栄養素も多いですが、
鉄やビタミンAがとても多いです。
カロリーも低く、豚レバー100gあたり
120kカロリーしかありません。
しかし、ビタミンAを多く含むので、
一日に食べられる量に限度がありますので、
ダイエットには向かないですね。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物:牛の肝臓(牛レバー)
牛のレバーはビタミンB2(リボフラビン)が
多い食品ですが、
他の栄養成分は豚レバーや鳥レバーと比べて、
ビタミンB12と銅が多く含まれています。
他のレバーと比較すると牛レバーは
ビタミンAが少ないほうです。
ただ牛レバーも食べ過ぎには注意してください。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物:椎茸(シイタケ)
シイタケも栄養成分がいっぱい詰まった食材です。
ビタミンB2以外にもビタミンB1、
カリウム、食物繊維などが
多く含まれている食品です。
別の記事で椎茸(シイタケ)の効果効能を
書きますので、ご一読ください。
ビタミンB2(リボフラビン)を多く含む食品・食べ物:アーモンド
アーモンドも非常に優秀な食品で、
ビタミンB2以外にたくさんの
栄養成分があります。
アーモンドにはビタミンEが
特に多く含まれていて、
アンチエイジングにも効果があります。
ビタミンB2(リボフラビン)の効果効能
ビタミンB2(リボフラビン)には
色々な呼び名があり、
「美容のビタミン」、
「脂肪のビタミン」などがあります。
ビタミンB2(リボフラビン)が
どんな効果効能があるのか
見ていきましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)の効果効能:身体の成長を促進させる
ビタミンB2(リボフラビン)は
私たちの身体の細胞の再生や、
髪の毛、爪などに効果があります。
細胞の活動を活性化する働きがあるので、
髪の毛に枝毛がある、爪が最近割れるなどの
症状がある場合、ビタミンB2が不足している
可能性があります。
ビタミンB2(リボフラビン)の効果効能:口内炎に効く!
ビタミンB2(リボフラビン)は
口内炎に効果があるというより、
体内のビタミンB2(リボフラビン)が不足すると
口内炎ができてしまいます。
私が中学生、高校生の頃に
口内炎によくなりましたが、
「チョコラBBを飲むと翌日すぐに、
口内炎が治った」経験があります。
チョコラBBはビタミンB2が多く含んでいるので、
粘膜の再生や保護に働き、
口内炎の治りが早かったのでしょう。
ビタミンB2(リボフラビン)の効果効能:ダイエットに効果あり!
ダイエットをしている人は
ビタミンB2(リボフラビン)を
絶対摂取しましょう!
ビタミンB2(リボフラビン)には
脂質を分解し、
エネルギーにする役割があるので、
ダイエットをしている人や、
これからダイエットを始める人は
ビタミンB2を上手く取り入れながら
ダイエットしましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)の過剰摂取と不足
ビタミンB2(リボフラビン)を
過剰摂取した場合と、
体内から不足した場合、
私たちの身体にどんな影響が
あるのか確認しましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)の過剰摂取
ビタミンB2(リボフラビン)は水溶性の
ビタミンなので、食事やサプリメントで
多く取り入れすぎても尿と
一緒に排出されるので、
そこまで気にしなくても大丈夫です。
しかしビタミンB2を過剰摂取すると、
「身体の痒み」や「手足のしびれ」が出る
という報告もあるので、
一日の摂取量(約1.3mg)を守り、
食生活に取り入れるようにしましょう。
ビタミンB2(リボフラビン)が不足すると…..
ビタミンB2(リボフラビン)の
効果効能で書きましたが、
ビタミンB2は身体の細胞の再生や
粘膜の保護や維持をする役割があります。
ビタミンB2(リボフラビン)が体内から不足、
欠乏してしまうと、
ニキビや口内炎ができたり、
髪の毛がパサパサになったり、
爪が割れてしまったりと
美容にも健康にも影響が出てきます。
特に成長期の子どもがビタミンB2を
取り入れる量が少ないと、
身体の成長にも悪影響が出てしまいます。
お子さんをお持ちのお母さんは
料理される際にビタミンB2を
子どもが摂取しやすいようにして
あげることを心がけてください。
ビタミンB2(リボフラビン)の雑学
ビタミンB2(リボフラビン)の雑学や
おもしろ情報をまとめました。
栄養ドリンクを飲むとおしっこの色が黄色になる理由
栄養ドリンクやオロナミンCなどを
飲んだあとに、
「おしっこをすると黄色い尿が出た」
経験があると思いますが、
これはビタミンB2(リボフラビン)が
影響しています。
おしっこがいつも以上に黄色だと思ったら、
何を飲んだか、何かビタミン剤を摂取したか
振り返ってみると原因がわかります。
まとめ
ビタミンB2(リボフラビン)は
脂質を分解し、
細胞を活性化させダイエットにも効果があり、
おしっこを黄色にするということが分かったと思います。
美容にも健康にもビタミンB2は
重要な役割を果たしているので、
毎日食事や生活で取り入れるように
心がけていきましょう。