ビタミンB6を多く含む食べ物・食品と効果効能

ビタミンB6はたんぱく質と
密接な関係を持っている
栄養成分です。
特に女性の方にとって
ビタミンB6は非常に有用な
栄養成分だと思います!
ビタミンB6の栄養効果が美容効果などを
理解してぜひ日常生活に取り入れてください♪
Contents
ビタミンB6とは?
ビタミンB6は
ビタミンB群の中の一つで
水溶性のビタミンになります。
ビタミンB6の主な役割は
食事で摂取した「たんぱく質」を
体内でアミノ酸に分解し、
身体の必要な場所まで栄養を運び
たんぱく質として合成します。
ビタミンB6の一日の摂取量
ビタミンB6の
一日の推奨摂取量は1.4mgになります。
ビタミンB6は水溶性のビタミンなので、
脂溶性ビタミンほど一日の摂取量を気にしなくても
健康被害などはありません。
では、どんな食べ物や食品に
ビタミンB6が多く含まれているか
見ていきましょう。
ビタミンB6を多く含む食べ物・食品
ビタミンB6は肉や魚に多く含まれています。
水溶性のビタミンなので、
茹でたりするような
調理があるのであれば、
茹でたときに使った汁を
スープなどにすると良いでしょう。
また、加工食品などは
従来の食材が持つ栄養成分が
かなり少なくなっているので、
できるだけ新鮮な生魚や肉から
ビタミンB6を摂取するようにしましょう。
ビタミンB6を多く含む食品
・秋刀魚(サンマ)
・にんにく
・玄米
・鶏のささみ
・鶏の胸肉
・カツオ
下記にビタミンB6を
多く含む食品についてまとめましたので
参考にしてください。
ビタミンB6を多く含む食べ物・食品:秋刀魚(サンマ)
サンマは、魚介類の中で断トツで
ビタミンB6が多いという訳ではないのですが、
ビタミンB6以外の秋刀魚の栄養成分も
非常に優れいているので
オススメしたい食品です。
秋刀魚(サンマ)一匹(150g)に
ビタミンB6が0.75mg含まれています。
マグロやカツオのほうが
秋刀魚よりもビタミンB6を
多く含んでいますが、
秋刀魚(サンマ)からも
同じくらいのビタミンB6を
取り入れることができます。
ビタミンB6を多く含む食べ物・食品:にんにく
にんにくを食べると
「パワーが出る」と言いますが、
にんにくも素晴らしい
栄養成分を持った食材の一つです。
にんにくの1欠片が約8g
ニンニク丸々一個で約60g前後になります。
にんにく100gにビタミンB6は
約1.5mg含まれています。
またビタミンB6だけではなく
多く含まれており、
糖質の代謝を高めてくれます。
ビタミンB6を多く含む食べ物・食品:玄米
玄米は他の記事にも
よく登場しますが
本当に万能な食品です。
栄養豊富な玄米にも
ビタミンB6が多く含まれています。
玄米100g(お茶碗一杯のごはんで約150g)に
ビタミンB6が0.5g含まれています。
精米してしまうと
ほとんどの栄養成分が
消えてしまうので、
やはりお米は玄米を
食べるようにしたいですね。
玄米の栄養や効果効能について
の記事にまとめてあるので参考にしてください!
ビタミンB6の効果効能
ビタミンB6はどう身体に影響があるのか。
どんな効果や効能が
ビタミンB6にあるのか
詳しく見ていきましょう。
ビタミンB6の効果効能:肌や髪の毛を綺麗にする
ビタミンB6は
上記でもお伝えしましたが、
たんぱく質の吸収を
サポートする役割があります。
髪の毛はたんぱく質でできているので、
食事から取り入れた
たんぱく質をしっかり吸収されれば、
髪の毛に艶が出たり
肌にハリや潤いが出たりと
美容効果があります。
シャンプーやコンディショナーに
お金をかけるのもいいですが、
良い栄養成分を取って
身体の内側からも
美しくしていきましょう。
ビタミンB6の効果効能:ホルモンバランスの調整
ビタミンB6は、髪の毛や肌に効果があり
女性にとって嬉しい効果ですが
ビタミンB6は生理痛にも
効果があると言われています。
生理前に脳内からセロトニンの分泌が減少します。
このセロトニンが減少することで
生理前にイライラしたり、
肩こりや腰痛、
気分が落ち込んだりといった
症状が出ると言われています。
ビタミンB6は
セロトニンを作るのに必要な成分で、
体内でトリプトファンという
アミノ酸とビタミンB6を
合成してセロトニンを生成します。
この効果がホルモンバランスを調整したり
生理前の気分を
改善したりしてくれています。
トリプトファンは
体内で生成できない物質ですので、
食事から取り入れましょう。
オススメの食品は美容効果があるバナナです。
値段も安く健康にも良い食材なので
日常生活に取り入れやすいと思います。
ビタミンB6の効果効能:精神を安定させる効果
ビタミンB6は精神を安定させる効果があります。
脳内にある
神経伝達物質を生成する際に
ビタミンB6が必要になります。
ビタミンB6をしっかり摂取していると
神経伝達物質の合成が促進され、
不安が減少したりといった効果があり、
精神が安定します。
ホルモンバランスの調整で
セロトニンの分泌の話をしましたが、
セロトニンは
「幸せホルモン」と呼ばれているので、
男性にも女性にも効果があります。
ビタミンB6を毎日摂取して、
精神を安定させて
幸せホルモンのセロトニンも
どんどん分泌させましょう。
ビタミンB6の過剰摂取と不足
ビタミンB6を過剰に摂取した場合と
身体から不足した場合、
どんな健康効果があるのか見ていきましょう。
ビタミンB6の過剰摂取
ビタミンB6を過剰摂取するとどうなるのか?
ビタミンB6は水溶性のビタミンなので、
過剰に摂取しても
特に問題はありません。
食事からビタミンB6を取る分には
過剰摂取は
ほとんど気にされなくても
大丈夫ですが、
サプリメントを飲んでいる方や
医師からビタミン剤などを処方されている方は
少し気を付けたほうが良いかもしれません。
過剰にビタミンB6を
摂取したときの症例として、
手足のしびれや痛みを感じたり、
吐き気や嘔吐、腹痛などの
症状がみられます。
ビタミンB6が不足、欠乏すると….
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を
サポートしたりする役割がありますが、
体内から不足してしまうと
下記のような症状が出てきます。
・貧血
・興奮
・免疫力の低下
・精神錯乱
神経伝達物質を生成するのに
ビタミンB6は欠かせない
栄養成分なので、
不足した際の症状を見ると
神経系にかかわる症状が多いです。
妊娠中の女性や
抗生物質を服用している人は
比較的ビタミンB6が
不足する傾向がありますので、
該当する方は食事やサプリメントで
不足しないように毎日補いましょう。
まとめ
ビタミンB6は女性にとって
嬉しい効果が沢山ありますね!
外面的な美容効果だけではなく、
月経時の気分や痛みを
緩和する効果もあり、
まさに「女性のためのビタミン」
とも言えそうです。
ビタミンB6を含むにんにくは
毎日食べるのは臭いも気になり、
毎日食べるのは厳しいと思いますが、
色んな食材から
毎日上手に身体に取り入れていけるように
食事をしましょう。